上海太太徒然草

上海に連れて来られた駐在妻の記録

UCCA Edge / 不安的绘画

また美術館に行ってきた〜

最近は天気が良いからお出かけが捗っちゃう🌟

 

上海は多分、東京に比べてもかなり現代アートが盛んだと思う。

現代アートの美術館が本当に山ほどあって、それぞれいつも面白そうな展示をしてる。

行ってみたいところが増えていく一方…

 

上海はもともと、1842年のアヘン戦争後の南京条約で開港していて、最初に各国の租界が置かれたところ。

他の地域よりも早くから欧米に触れていて、上海民たちの中にも「我々は中国の最先端」っていう意識が根付いているように感じる。

だから保守的な雰囲気が強いこの国で、現代アートが盛り上がる土壌があったんだろうな〜ってね、ちょっと思ってる。

 

UCCA Edge

上海市静安区北站街道西藏北路88号盈凯文创广场2层

UCCAっていうのは、ベルギー人コレクターのユーレンスさんって人が建てた「ユーレンス現代芸術センター」の略らしい。

北京と、河北省秦皇島市と、上海に美術館を持ってるんだって。

アート好きな人たちから結構注目されている美術館で、展覧会は毎回ネットで話題になってて気になってたの!

 

今日は「不安的绘画」っていう展覧会をやってた。

UCCAが選んだ若手アーティスト8人の展示。

みんな私と同い年くらいのアーティストなのに、どれも迫力があって驚いた。

 

特に気に入った人たち↓

简策 Ce Jian 1984〜

この人が恐らくイチオシの人。

ポスターもこの人だったし、展示も一番最初だった。

 これは幅が2mの大型の作品。海德拉(ヒドラ)。

 

韩梦云 Han Mengyun 1989年〜

生と死がテーマの作品ばっかりだった。

ちょうど上の窓から差し込む光と作品がマッチしてて素敵だった!

 

李然 Li Ran 1986年〜

ちょっぴり前の時代の人たちを描く。

雰囲気が良くて好き。

 

仇 晓飞 Qiu Xiaofei 1977年〜

全くわからないけど、とにかくエネルギーを感じて気に入った。

「密林」

「洞」

 

ここは建物も良くって、ベランダに出れたり、

トイレにイソップの石鹸とクリームがあったりして、嬉しかった❤︎

あと出てすぐのところに高級そうなレストランがあって、美味しそうだった🤤笑

 

展示内容も素晴らしいし、建物も綺麗で入りやすいし、ここ本当にとっても気に入った!

次の展覧会も楽しみだ❤︎