上海太太徒然草

上海に連れて来られた駐在妻の記録

トルコ旅行 / カッパドキア

試験まであと30日しかない。

大学受験の時なんて一日15時間くらい勉強してたのにな、休憩ばっかりで全然進まないわ。悩みが中学生レベルで情けない…😂

 

カッパドキア空港。イスタンブールからカッパドキアまでは飛行機で1時間半くらい。

着いた途端に岩と砂の世界で驚いた。スターウォーズ!

カッパドキアも思い出を箇条書きで。

 

・気球ツアー

乗れた!

本当に乗れないかと思った。予約していた日の気球が天候の都合でキャンセルになり、急いで翌日の気球を探したけどどこもいっぱいで…

諦めてホテルで夕食を取っているときに、スタッフに「気球に乗れない」って愚痴をこぼしたら、なんとそのスタッフが気球パイロットの見習いをしていて、別のパイロットに話して乗れるように手配してくれたの。

高かかったけど。一人5万円くらい😂でも元々ネットで予約したときもかなり高かったからまあそんなもんかな…

乗れてよかった〜!あのスタッフさん、本当にありがとう!あれから一度も会えなくて残念だった。素敵なパイロットになれますように。

 

気球ツアーは早朝なの。夜明け前にホテルまで車で迎えにきてくれて、お水や朝ご飯のパンとお菓子をもらった。

一つの気球につきパイロットが2人と乗客が24人。

思ったよりも大勢で乗るんだね。大柄な男性ばっかりで、果たして…と思ったけど、無事上空に上がることができた🌟

 

上がったり下がったりしながら、最高750mまで上がった。

気球から眺める奇岩群&日の出、最高だった☀️今まで全く見たことのない景色!

景色が凄すぎるの怖いのとで泣きたいような気持ちになったけど、当然泣かなかった。

最後にみんなでシャンパン(という名の葡萄ジュース。誇大広告、だめ絶対。)で乾杯してお別れ。

最近は安全のため、半分以上の日は天候のためキャンセルになるんだって。元々予約していた日も、特に風もなく普通に良い天気だったからなぜ?と思ったくらい。数日連続でキャンセルになる日も多いらしく、乗れてラッキーだった✌️

 

・ギョレメ野外博物館

カッパドキアってあんまり知らなかったんだけど、奇岩群と気球のほかにも、昔の人が岩を掘って作った住居や教会、地下都市等の遺跡がたくさんあるの。

我々としては、行ってからホテルに相談してタクシーを1日チャーターして観光スポットを回るつもりだったんだけど、あんまりそういうことをしているタクシーはないみたいで、バスや電車もないし、フルでツアーに申し込んで観光をするのが正解みたい。

私たちも着いた翌日はツアーを申し込んだ。VELTRAで見つけた日本語ガイドのプライベートツアー、ガイドさんがとっても知識が豊富な方で面白かった🌟

 

たくさん回った観光スポットの中で、個人的に一番面白かったのがギョレメ野外博物館。広大な土地に、岩を彫って作った幾つかの教会や居住地がまとまっているところ。確か10世紀ごろに作られたもので、1930年頃?つい最近まで使われていたっていう話だった。

部屋の中が外から見えてしまっているのは、岩が崩れてしまった結果らしい。

なかは朱色や、カラフルなフレスコで装飾されているんだけど、フレスコが綺麗な部分は撮影禁止だった。

写真はないけど、洞窟内のひんやりと乾いた空気のおかげでほとんどの部分がそのまま残っていて、一見の価値ありだと思う。特に青色が綺麗な「暗闇の教会」はとっても綺麗だった。

・妖精の煙突

妖精の煙突ともきのこ岩とも、いろいろ言われる細長い岩がニョキニョキしているエリア。

自然でできたなんて信じられないような、三角屋根つきの岩たち。想像以上にたくさんニョキニョキしていてびっくりした。

丘の上に登ってみたら、右も左もきのこ岩で圧巻だった!

気球に乗ったとき、この辺りも上から見えたと思う。カッパドキア、全体がこんな感じなので確信はないけど。

 

・Ozkonak地下都市

ここもツアーで連れて行ったもらったところ。最近発見された地下都市なんだって。

この地下都市は東から来た蛮族から隠れるために作られたけど、結局蛮族は2日間✖️4回しか襲来して来なかったからほとんど使われなかった、という話だった。

よくイスラム教徒からの迫害を逃れたキリスト教徒が暮らしたものと誤解をされるけど、この地下都市はイスラム教が発生する前に作られたものだからそうではないとガイドさんが熱弁されていた。なるほど…

 

ほとんど使われなかったそうだけど、長期滞在に備えて家畜用の部屋や貯蔵庫、ワインを作るための部屋まで作られていて面白かった!

ここで葡萄を踏んで、床の奥にある穴から流すらしい。

全然使われていなさそうなすり鉢。昔からスパイスを使ってたのかな。

高さ1mくらいの小さい道もあって、地中の小さい道を通って上に行ったり下に行ったり、突き当たりに大きい部屋がある感じがありの巣にそっくりだと思った🐜

地下都市は2km平方に広がっているんだけど、見られる部分はごく一部。でも十分面白かった。建物の中以外の地下に入ったのって初めてかも。

空気穴はたくさんあったんだけど、地下ってどのくらい住めるものなんだろう。人間って陽の光がないとダメとかいうよね。

 

・ミスラケーブホテル

本物の洞窟に泊まれるし眺めも良いしご飯も美味しいし、良いホテルだった。

近所もほぼ全て洞窟ホテルだった。どこも素敵そう🌟

昔の人が彫って住んでいた洞窟を再利用したものなの。全体にツルハシの跡があったり、棚として使ったであろう穴があったり、面白い。

屋上のレストランも美味しかったし

夜景も綺麗だった🌙

屋上レストランは当然のごとく猫ちゃんがうろうろしている。

イスタンブールもカッパドキアも猫と蜂が本当に多い。屋外の食事は絶対猫と蜂がセットって感じ。猫はアレルギーだし蜂は怖いし、妙にトルコの印象として残ってしまった。

 

本当はもっとたくさん行って、どこも外れなしで面白かったんだけどね、書ききれないや。

最後にガイドさんに教えてもらった、丘の上の夕焼けが綺麗なスポット。すっごく綺麗だった!

 

トルコ、本当に楽しかった。

当たり前だけど、行かなくちゃ見れないものがたくさんあった。もっといろんなものを見たい。今回カッパドキアの自然に圧倒されたから、また自然が脅威な場所に行ってみたいな。寒い地方とか、砂漠とか、宇宙とか地球の中心とか。

 

どこに行ってもフライト時間が長いのだけがネックだけど。

そういえば、いつも使っている中国東方航空、飛んでいる時間のほとんどが消灯だから持ち運べる読書灯を買おうと思ったんだった。

ちょうどもうすぐ1111(独身の日)セールだからタオバオで探そっと。