上海太太徒然草

上海に連れて来られた駐在妻の記録

内モンゴル旅行 / フルンボイル

念願の内モンゴルに行ってきた🐎

今回行ったのは内モンゴルの中でも、フルンボイル市のハイラルと満州里。内モンゴル自治区はすごく広くて、フルンボイル市だけでも日本の本州より大きいらしい。その中でも、中国で最も美しい草原と言われるフルンボイル草原と、ロシアとの国境がある満州里に行ってきた。

 

まずは上海虹橋空港から飛行機に乗ってフルンボイル・ハイラル空港へ🛩

このあたりはフルンボイル市ハイラル区というらしい。ゼルダの舞台がハイラル王国だよね。関係あるか分からないけど、広々とした草原の景色はゼルダっぽい感じもあった。

看板は中国語とモンゴル語の二重表記。左の建物はケンタッキーの店舗だから、大きく見える三文字はケンタッキーと書いてあるんだと思う。

 

空港からは中国の旅行アプリ「携程旅行」で呼んだ車に2時間ほど乗って、予約した宿のある草原へ向かう。

飲み物の調達のためにスーパーに寄ってもらった。スイカが1斤(500g)20~80円くらい🍉上海とは全然違う価格帯で、野菜果物はとっても安かった。

街を出るとエネルギー系の巨大工場群があり、さらにしばらく乗っていると草の匂いがむわっとして、見渡す限りの草原になった。牛、羊、馬の群れがあちこちにいる。途中で出荷される?牛たちを見かけた。こういうトラックがあるんだね。

宿に到着。入口がわからず、運転手さんが宿に電話をかけて外国人を連れてきたぞと言ったら、電話の向こうで「中国語話せる…?」と怯えていて面白かった。そういえばフルンボイルでは外国人は一人も見かけなかった。宿では我々が初めての日本人だって。

呼伦贝尔游牧星河牧场(フルンボイル遊牧星河牧場)

大草原の真ん中の丘の上にあって、曲がりくねる川が見渡せる、素晴らしい立地!

我々が泊まったのはこちらのゲル風の建物。

全部で5つしか部屋がなくて、スタッフとの距離が近いアットホームな宿だった。

内モンゴルに旅行に行った人たちの話では、ゲルは虫が湧いたり、お湯どころか水もでないとか、水回り等の衛生面がひどいとか聞いていたんだけど、この宿は全然そんなこともなく、トイレも水洗だし、快適だった。

老板(laoban/オーナー)が我々の少し年下くらいの男性で、建物の設計は自分でしたんだと言っていた。すごい!

建物の半分くらいが大きな窓になっていて、草原を眺めながらゆっくり過ごすのにぴったり🌱

昼頃に到着して翌日昼頃に出発するまで、どこにも行かず、ひたすら草原を満喫した。

羊の群れ。この羊たちは、牧羊犬ではなくフタコブラクダが誘導していた🐫

夕方頃、空が真っ赤に染まる現象が起きたんだ。空も川も赤く染まってきれいだった❤️宿のスタッフは一年に一度しか起きない現象だと言っていた。ラッキーだねって。

空の半分が雨で、半分が晴れの状態の時に起こるらしい。

夜ご飯は火鍋、

朝ご飯は肉まんと牛肉麺。

野菜もお肉も美味しくて、味付けも濃すぎず美味しかった!

夜中に目覚ましをかけて、星を眺めた。ちょうど満月で明るい夜空だったけど、反対側の方はたくさん見えてとっても綺麗だった🌟

翌日のチェックアウト後、街まで行くのに車をよんであげると言われていたんだけど、老板が自ら車で送ってくれ、しかもお昼ご飯を奢ってくれた。我々夫婦と、老板と、合流した老板の彼女(多分)と4人でランチ。

美味しい麺があると言って連れて行ってくれたのは「银色毡房蒙餐」というお店。

内モンゴルと伝統的な料理を注文してくれた。

モンゴルの伝統食の牛肉干(niurougan/ビーフジャーキー)と短い小麦粉の麺でできた麺料理を一人一つずつと、ポテトサラダ、竜田揚げのような料理、羊の血液の腸詰。ミルクティーとヨーグルトは席につくと出てくるものらしい。

どれも美味しかった!いろんな地域がある中国料理の中で、一番日本料理に近い味付けかも。日本人とモンゴル人はDNAが近いというから、食の好みも近いのかな。

老板と、モンゴル語できる?という話から、内モンゴルが抱える問題についてちょっと話を聞いた。ニュースで見て知っていたけど、ニュースで見た通りのことが起きてるんだ。モンゴル語については、今は話せる人はほとんどおらず、みんな中国語を話すらしい。

 

東京に来るときは我々が案内するからねと言って二人と別れたあと、ハイラル駅近くの世界反ファシズム戦争ハイラル記念園に行った。

日本の関東軍の拠点跡を基に作られた、いかにしてソ連と協力して関東軍をやっつけたかという展示が見られるところ。

大丈夫かもしれないけど、一応日本語を聞かれないようにほぼ無言で回った。

 

夫が体調不良気味だったのでホテルでゆっくり過ごし、翌日は朝からハイラル駅から電車に乗って満州里駅へ🚃

フルンボイル大草原、とっても良かったな。今まで行った場所の中で一番空が広いところだった。見渡す限りの空と草原と動物たち!

あの宿も本当におすすめ。スタッフは全員(おそらく家族経営、両親と兄弟たち)中国語だけのようだったけど、中国語ができなくても、気の良い人たちだったから翻訳アプリを最大限に駆使すればなんとかなる!と思う。

上海や東京のコンクリートジャングルとは全く異う世界でとても癒された🌿そういえばタクシーの運転手さんに上海から来たって言ったら、上海の空気について、臭吧!(臭いだろ!)と言われて笑った。そうだねえ。