7月、8月と中国で一位の話題の映画を友達と見てきた。
南京照相馆(南京写真館)という、南京事件を題材にした映画。

この映画、かなり話題だったから気になっていたんだけど、ネットでは上映中に号泣する女性の様子とか、鑑賞後に日本は悪者だと口にする子供たちの様子とかが出てくるから危ないかなあと思って諦めていたんだけど、同じく見てみたいという子がいたから、じゃあ一緒に行ってみようってことで。調べてみたら昼間の回はかなり空いているみたいだったから。
狙いどおり空いていて、お客さんは我々2人+3人の合計5人だけだったけど、できるだけ日本人だとバレないようにほとんど喋らずに少しだけひそひそ。でも中国人がひそひそ話しているところなんてほぼ見かけないし、服装とか昼間に遊んでいるあたりでバレていたかもしれない。
映画はね、まずはストーリーがはっきりしていて飽きずに見られるし、全然詳しくないけどカメラワークとか小物使いで良いなと思うことがいくつかあって映像として悪くないと思った。
内容やストーリーについては、私が書き始めると止まらなくなってしまいそうだし、中国語が完全にわかった訳ではなく誤解があるかもしれないので、もし興味があれば別のところで見てほしい。マスメディア系のサイトに詳しく書いてあるのを見たよ。
私が一番印象的だったのは、終盤に主人公である郵便配達夫の男性が日本兵に殺されるとき、最後の言葉が「私たちは友達ではない、絶対に。(我们不是朋友,不是。)」だったこと。
その二人の関係は、確かに「友達だ」と言って日本軍に協力させてきたけど、実際には全く友達などではなく、ストーリーとして主人公がそう述べることは自然なことに見えたけれど、最後の最後に言わせると、鑑賞者としてはそれは未来である現代、さらに将来に向けての言葉として受け取ってしまうなと思った。中国に住む日本人として敏感に受け取ってしまっただけかもしれないけど、映画を直接的に受け取ってしまいがちな子供たちがどう思うかとも思った。
あとは最後の南京での裁判のシーンで、死亡者数30万人以上とはっきり述べていたのが気になった。微妙な問題だけど、その辺りをよく知らない欧米人等が見たらそれが事実として確定したものなのだと思いそう。
まあそんなことを考えつつ、単純に一つの映画の中でこんなにもたくさんの人間が死んだのを見たのも初めてで、特別長い映画というわけではないけどすごく疲れた。
でもこういう映画を今中国人は見ているんだということが分かったから、見に行けて良かったな、一緒に行ってくれた友達に感謝。一人じゃ絶対行けなかったもんね。
映画館の近くのインド料理屋さんでカレーを食べて帰ってきた🇮🇳

ランチセットを頼んだら日本のお弁当箱みたいなものに入っていて可愛かった。味はそこそこ。友達は日本のふわふわのナンが恋しいって言ってた。確かに!いつの間にか薄いナンに慣れてしまっていたな🤔