上海は今週からすっかり秋になったらしい。先週はタンクトップだったのに、今週は革ジャンを着ても寒いくらい。
でもようやく暑すぎる時期が終わって嬉しいから、ちょっと寒いのを我慢して、少し長い距離を歩いて出かけてみたり家のベランダでお酒を飲んだり、今もベランダに椅子を出してこれを書いている。涼しい風が気持ち良い〜🍃
昨日は友達と浦东美术馆(プードン美術館)でやっているオルセー美術館展を見に行ってきた。上海で一番大きくて大規模な展覧会をやっている美術館といえば浦东美术馆だと思う。
オルセー美術館自体もオルセー美術館展も何度か行ってきたから見たことのある作品ばかりだったけど、やっぱり印象派は色が綺麗だし見ていて明るい気持ちになれてよいね💓
ミレーの落穂拾い。

落穂拾い、通っていた小学校の空きスペースにコピーが展示してあったんだ。30枚くらいの傑作と呼ばれる絵が飾ってあったはずだけど、この絵しか記憶にない。大きい窓があって夕方になると強い西日で部屋中が赤く染まっていたから、この絵の印象が強調されたのかな〜と思う🌾
ていう話を友達にしたら、出身地も全然違うのに、彼女の通っていた小学校にも落穂拾いが飾ってあったらしい。へえ!
シニャックのアヴィニョンの法王庁、綺麗で人気だった。

右の男性、このカメラで長い時間をかけて舐めるように絵を撮っていたんだけど、なんだろう?私が無知なだけ疑惑が強いけど、こんなに小さいカメラは珍しいな〜と思って気になった。
2年くらい前に世博会博物館で開催されたゴッホ展に行った時、このお部屋を再現したお部屋に入ったことがある。椅子もベッドもあれもこれも歪んでいて面白かった。

このオルセー美術館展は人気だったためか一週間くらい延長されていて、そのために結構良い作品がいくつか次の展覧会(東京の国立西洋美術館だって!)に持って行かれてしまっていた。
マネのゾラの肖像もなかった。悲し〜。

ピエールボナールの白い猫。

この絵の日本語タイトルって白猫?白い猫?と思ってググったら、この猫ちゃんが、最近SNSで「ボニャール」と呼ばれて人気を博しているっていう話が出てきたんだけど、ほんと?🐈

思ったよりも混雑していなくて助かった。でも中国人は圧が強いから、見たい絵があれば積極的に行くべし、待っていたら一生見れないのだ。久しぶりに美術館に行ったから、ああ〜こうなんだったと思って、自分への戒め。
帰りがけに4階でやっていた中国人画家の陈逸飞の展示をちょっと覗いて見たんだけど、とても面白かった。

最初は戦争系の絵画ばかりで参ったなと思ったけど(中国の戦争といえば対日本しかないので)、超写実的な絵画が得意だったようで特に水の描写が美しく、ヴェネツィアや中国の水郷等、水のある街の絵がとても綺麗だった⛵️

中国人のお客さんがたくさん入っていて、知らなかったけど中国では有名な方なのかも。
この間のお料理教室で生のまま持ち帰ってきたごま団子、家に帰ってから揚げてみたら火力が強すぎて固くなってしまった。弱火でじっくりと言われたので最弱にしていたのに。中国のキッチン、火力が強すぎる…

ちょっと考えてみたんだけど、もっと高さのある五徳をゲットするとか何かして、火から距離を取ると良いのかも…😂