昨日は中医の学校の初授業に行ったんだ。
中医って陰陽五行とか漢方とか鍼、あん摩とかそういうやつ。
私が取ったのは週一2時間✖️2ヶ月(8回)の基礎理論コース。日本人向けのもので、中国人の先生が日本語で授業してくれるの。
初回だから緩くやるのかと思ったけど、全然普通に授業だった。中医の基礎の基礎的な部分として、中医学の特徴とか処方までのざっとした流れ、陰陽の意味なんかを教えてもらった。
陰陽については、先生はこれは科学ではなく哲学だから、全てこの通りにすれば良いわけではないっていう考えらしい。そういう雰囲気のものなのね、なるほど。
教科書の目次の1ページ目はこんな感じ。
教科書は思いのほか文字がぎっしりで、医学だし日本にはない中医だし、知らない漢字もたくさん出てきて結構難しい。
でも先生は全然教科書通りに授業してくれないタイプの人。単語の名前から教科書と違うことを言うし、教科書とは違うことを話す。
でも教科書より私の話を信じなさいって言ってたから、私はとにかく先生を信じることにする!
先生は中医大学の元教授で長年臨床もしてきたという話だったし、中国語でも日本語でも医学の話ができて、さらにフランス人クラスも受け持ってるっていう話だったからとんでもなく賢い人に違いない。少なくとも私より断然賢い人なのは間違いない。
生徒のみんなと話す機会はほとんどなかったけど、私みたいに「ちょっと面白そう!」みたいな雰囲気の人は少なくて、元々医者か看護師か薬剤師か、医療系っぽい人が多いなあという印象を受けた。知らない医療系専門用語が飛び交って、ネットで調べたりしたよ😂
でもとっても楽しかった!
平安時代の陰陽師とか、マンガやアニメによく出てくるから陰陽五行って気になってたんだよね〜、プロの人に教えてもらえるなんて、日本にいた頃はゆめゆめ思わなかった。
テストとかもないし、ちょっとした趣味としてゆるく学んでいこうと思う✊
帰りは一緒に受講した友達と、人気の点心のお店でランチしてから帰ってきた。
どなたかのインスタで見かけて気になっていたお店なんだけど、行ったらやっぱり大人気でちょっと並んだ。
红米肠(紅米腸)。
红米肠は点心の中でも人気があって、このお店でも注文数ナンバー1だったんだけど日本では知らなかった食べもの。サクサクのエビフライ的なものを、赤いもちもちの皮(赤米っていうお米の皮らしい?)で包んだもの。
にんにく&ラー油、胡麻だれ、黒酢、好きなものに付けて食べる。
えび蒸し餃子。海老がゴロゴロしていて、一口では食べられないサイズ。
中に見えている緑はアスパラガス。良い感じに春の空気と爽やかさを感じてとってもよかった。
かに焼売。上に乗っかっているのはえび。
中にカニ身と鶏ひき肉?がぎっしり詰まっていて贅沢な味。
これは菜心っていう、菜の花に近い野菜。茹で加減の絶妙なこと!
どれも美味しくてとってもよかった。一皿35元(700円)くらい。
デパート内の店舗だけど、雰囲気も良くてとっても好きかも。他の店舗もあるし、点心が食べたい気分の時にはまた行きたい。
向かいの席の両親とお嬢さんらしき家族は、お嬢さん(二十歳くらい)がずーっと立って京劇っぽいものを歌っていて、両親が感極まれりという状態だった。
状況がよくわからないけど、その自由さ、娘可愛さも中国らしくてあり…
昨日はすっごい暑かった。毎日25度を超えてきたし、そろそろ夏か〜🥺